渋谷の焼き鳥の穴場はどこ?オススメは?渋谷宮益坂で穴場の焼き鳥店を紹介【2020年最新版】
渋谷の焼き鳥店の穴場はどこでしょう?繁華街からは外れた宮益坂に、変わり種の穴場焼き鳥店があります。今回はその中でも絶対訪れて間違いがないぽw2店舗をしょうしょうかいします。
渋谷に無数にある焼き鳥店。その中でも隠れた穴場はどこにあるのでしょうか? 今回は渋谷の繁華街から外れた宮益坂の焼き鳥のちょっと変わった穴場店を2店舗紹介します。
「鬼亭」
「鬼亭」は焼鳥ならぬ、鶏焼肉ができる予約必須の超人気店。
渋谷駅から徒步5分ほど、宮益坂途中の路地裏に位置しています。
店内はカウンター席、テーブル席とあり、全卓赤色で統一されています。
席につくとすぐに「飲み物をまず伺います」とお店のママさん。
注文したのは生ビール。鬼亭というネーミングからはギャップを感じるような可愛らしいグラス!
ドリンク提供後に料理の注文なのですが、あまりにメニューが多すぎて迷った挙げ句「お店のおすすめメニューをお願いします」とオーダーしました。
「はい、わかりました」と即答で愛嬌の良いママさん。
「鬼亭サラダ」
まず出てきたのが「鬼亭サラダ」。中央に見えるのは、鶏の角切りと卵をマヨネーズで和えたもの。加えてサニーレタスとトマトがお皿にてんこ盛り。サラダだけどかなりボリューミー!
続いて卓上に設置してある焼台の中に炭火が投入。「鶏焼肉」と冒頭でお伝えしたとおり、新鮮な鶏肉を焼肉の ように自身で焼いて食べるシステムなんです。
「胸肉のネギ包み」
鶏焼肉でまず出てきたのが「胸肉のネギ包み」。
上に乗っているネギを包み込み、網の上で焼きます。
サッと両面焼くだけで完成。味付けされているのでそのままいただきます。 胸肉なのにパサついた感じはなく、とってもジューシー。ごま油風味のネギがアクセントです!
ちなみに、メニューの説明や食べ方を店員さんが説明。実際にお肉を焼いてくれたり、焼き加減をレクチャーしてもらえます。ママをはじめどの店員さんも気さくで優しい方ばかりです。
「ハツ、レバー、すなぎも」
こちらは手前左から、反時計周りに「ハツ、レバー、すなぎも」。
こちらも炭火で焼いていただきます。
部位ごとに食感・味・風味が異なるおいしさ。ただ一つ共通しているのは内臓系であってもクサみやクドさがありません。新鮮なお肉が使われているのがわかります。
付け合せの辛味噌とレモンをお好みでつけていただきます。
「唐辛焼き、香草もも焼き」
最後に登場したのが手前から「唐辛焼き、香草もも焼き」。いずれも鶏のもも肉が使用されています。
皿に盛られているときからインパクト大!大量の唐辛子をあしらった鶏のもも肉。焼き網の上でも鮮やかなビジュアル!
大量に唐辛子がかかっていますが、ほどよい辛さ。むしろ、鶏の旨味を引き立てるためのお膳立てといった役割になっている印象。
バジルの香草焼きは、オリーブオイル・ニンニク・バジルなどが入った特製ソースを一緒に温めます。
ソースはグツグツとしてきた時点で一旦お皿に取り上げます。
焼き上がったお肉は、オリーブオイルのソースに一度ディップ。その後、レモン汁を絞っていただきます。もも肉のジューシーさとバジルの爽やかさ、オイルのコクが加わり奥行きのある味わい。これはワインとの相性もよさそうです。
「鶏雑炊」
そして締めに食べて欲しいのが「鶏雑炊」。
どの鶏肉も新鮮で、鶏の旨味を存分に引き出すよう調理されていました。ママをはじめとする店員さんの接客も丁寧で優しい。
鶏焼肉ってあまり馴染みないかもしれないですが、ぜひ訪れてみてください。
次に紹介するのは、焼き鳥店ならぬ、焼きトンが有名な同じく宮益坂を登りきった青山学院エリアの裏路地の穴場「葉隠」です。
「葉隠」
お店は2F。少し傾斜のある階段を昇った先にお店があります。
カウンター席
座敷
店内はカウンター・テーブル・お座敷を合わせて30席ほど。暖色系の照明でノスタルジックな雰囲気です。
まずいただいたお酒はウイスキーの水割り。ウイスキーはロック・水割り・ハイボールと飲み方を選択できます。
こちらはお通しの「玉ねぎと豚タンの和え物」。もっちり食感のタンに玉ねぎのシャキシャキ食感と辛みがプラスし、さっぱりいただける1品。これは、お酒がすすんでしまいますね。
「コブクロ刺し」
コブクロ刺しはニンニクとしょうがたっぷりです。黄身を潰しながら全体をかき混ぜていただきます。コブクロは生ではありませんが、クセやクサミが一切なく新鮮さが伺えます。
こちらはテッポーのタレ。トロントロンの食感。口の中で溶けてしまいそうなほど柔らかいです。
ちなみに葉隠さんもタレ・塩好みで味を選択できます。
「レバー」
こちらはレバーの塩。「内臓系がお好きならレバーは塩がオススメです。」と店員さんにいわれ注文しました。
プリッとした食感で、ねっとり濃厚な味わい。塩でも食べごたえは抜群!
「トロLL 豚バラ」
「トロLL 豚バラ」は葉隠の人気メニューの1つ。厚切りされた豚バラが2本もついてきます。
脂の乗り切ったお肉が炭火の香りをまとい非常に香ばしい。中からは肉汁が溢れ、とってもジューシー。 どのメニューもお酒がよく進みます。ウイスキーの水割りがなくなった頃、カウンター上にあるお酒に目が止まりました。
「葉隠」という文字の日本酒。同店独自の日本酒かどうかは定かではないのですが、いかほどのお味か注文!今回は常温でいただきました。
トゲがなくまろやかな口当たり。日本酒の甘み・香りもしっかり感じます。提供された、どのお料理とも相性抜群でした。
終始焼き場にいた店主は、炭火の前から一歩も動かず、串と真剣勝負をしていました。 店主の姿勢こそ、葉隠の「おいしさの秘訣」なのでは。 連日お客さんを魅了し続けている理由を、カウンター越しに見つけたような気がしました。
渋谷の喧騒の中ひっそりと佇む隠れ家ぜひ利用してみてください。