このページでは2020年8月20日時点で、渋谷にあるピザを食べられるお店をほぼ全店舗まとめてご紹介しています。
掲載中の店舗については、わたしたちSolto編集部がすべて実食した上で掲載しています。お店の雰囲気やシーンごとにどのお店が合いそうなのかタグをつけました。お店選びの参考にしてもらえると幸いです。
平日ランチで利用できるのはフィオーレとシェーキーズの2店舗です。ディナー時にはシェーキーズとラ・ソフィッタを利用することができます。
このサイトで紹介している個店系のお店ではサルヴァトーレ・クオモが利用できます。渋谷の個店ではデリバリーに対応している店舗は少ないため、他に比較検討するならばドミノ・ピザやピザーラなどが候補です。
CONA系列のお店か、ピザスライスがおすすめです。イル・リトローボでは、数量限定で500円ピザランチを行っています。CONAについては夜間のみの営業を行っている店舗があるので、営業時間に注意しましょう。
生地が分厚く膨らんだナポリピザ系では、ナポリマニア、PIZZARIA LA VALLE di TOKYO、メリプリンチペッサがおすすめです。薄焼きのピザでは、ラ・ソフィッタが薄焼きのミラノピザを提供しています。
シカゴピザは、UNTITLED、Ue CONA渋谷道玄坂離れ店で提供しています。両者とも予約が必須なので、来店前に電話することをおすすめします。
センター街方面では、ゆったりとした座席でおしゃべりできるフィオーレがおすすめです。ラ・ソフィッタや、イルリトローボも近隣にあります。
宮益坂方面では、ナポリマニアや、PIZZARIA LA VALLE di TOKYOがあり本格的なミラノピザを楽しむことができます。
桜ヶ丘方面ではピザスライスがおすすめです。
サルヴァトーレ・クオモ 代官山店は、渋谷の南口から歩道橋を渡り、坂を登った住宅街の中にあります。お店はビルの一階に位置しており、天気の良い日はテラス席を利用することができ非常に開放的な空間です。
このお店が素晴らしいのは、本場イタリアの薪窯で焼かれる本格的なナポリピッツァ。ピザ生地は薄く、サクッとしつつ、もっちり噛みごたえがあります。薪窯特有の焼き目が生地の裏側全体についており、香ばしい小麦の香りがします。
ランチ時には、ピザセット(1,280円)とパスタセット(1,000円)の2種類があります。今回注文したのはピザセットで、前菜 +ドリンク + ピザお好み1枚を選ぶことが出来ます。
今回の前菜は、サラダ, ラタトゥイユ, ニョッコ・フリット(イタリアの揚げパン), サラミ、冷製のポテトポタージュ。どれも本格的でディナーのメニューとしても遜色がないと感じました。
注文したツナとアンチョビのマリナーラは、ピザの上に乗ったトマトソースは生地に対しては薄く感じられますが、濃厚なトマトの風味。ツナとアンチョビの塩加減がよく、生地のさっくりとした食感と相まって非常に美味しくいただきました。今回のランチメニューは1,280円とは思えない非常に満足感のある内容でした。
サルヴァトーレ・クオモは渋谷駅から直接目指すと、繁華街の反対側を目指すことになりアクセスがやや悪いですが、料理のレベルはかなり高く、また手頃な価格帯であるためかなりおすすめできるお店です。デリバリーも行っているため、渋谷の周辺に住んでいる方はデリバリーでの利用もご検討ください。
今回「ナポリマニア」にはランチタイムで伺いました。マルゲリータor本日のピザから選べる「ピザセット」のほか、サラダセットやパスタセットなどの「ランチセット」があります。 ちなみにピザはテイクアウトもできます。
「ピザセット+サラダ(マルゲリータ)」1,200円
ナポリマニアのマルゲリータは、一見オーソドックスなピザですが、みずみずしさと酸味、甘みがあるフレッシュ感たっぷりのトマトソース、バジルの風味もあって非常にフレッシュ。田舎風でとてもオーソドックスですが、シンプルながら完成された美味しさがあります。
生地はそこまで大きく膨らんでおらず、ナポリピザとしては普通くらい。もちっとして食べごたえがあります。ピザにのっているチーズとトマトソースの比率でいうと、トマトソースのみの部分が全体の面積の3割ほどはあるのですが、むしろその部分こそが本体といえるほど、トマトソースがおいしい。
マルゲリータはトマトソースとバジリコ、チーズのみのトッピングで非常にシンプルですが、ナポリマニアのマルゲリータはフレッシュさに溢れておりトマトソースとバジルの相性の良さを実感することができます。
知る人ぞ知る本格隠れ家ピッツェリア「ナポリマニア」で、シンプルながら絶品のピザを味わってみてはいかがでしょう。
美竹通り おしゃれ x 本格ナポリピッツァ「PIZZARIA LA VALLE di TOKYO」
「PIZZARIA LA VALLE di TOKYO (ピッツァリア ラ ヴァッレ ディ トウキョウ)」は、渋谷地下通路13番出口から青山通りに向かって坂を登った途中にあります。変形型の細長い建物で、コンクリとガラス張りが融合したオシャレな外観。
このお店が特徴的なのは、薪窯で焼かれた本格的なナポリピッツァ。店内すぐにあるバーカウンターの中には薪窯があり、捏ね上げられたピザはこの窯で焼かれて提供されます。
ランチのマルゲリータは1500円ほどでディナー時よりもお得にいただくことができます。今回注文したマルゲリータは圧巻のボリューム。
ナポリピザは焼きたてパンのように膨らみ、分厚い部分だと2.5cmほどになっています。それでいてサクッとした食感、二度目に噛むときにはもっちりとしていて、見た目ほどのボリュームはありません。
生地はほんのりと甘く、全体に焦げ色がついているのでそれ単体としてもかなり美味しい。トマトソースはたっぷりと塗られており、甘みと酸味が効いています。生地のボリュームがすごいので、ピザを食べるというより生地を食べている、という感覚。アツアツのうちに食べると最高においしい。
渋谷で本格的なナポリピザを食べるならば、「PIZZARIA LA VALLE di TOKYO」をぜひ検討してみてください。
La SOFFITTA(ラ・ソフィッタ)は渋谷のスペイン坂にあるイタリアンレストラン。本格的なミラノピザを提供している老舗のお店です。ミラノピザはローマピザと同様に薄焼きのピザで、安価においしいイタリアンをいただける店舗として人気です。
店内は木を基調にして、外壁にかわいらしい絵があるなど、レトロでぬくもりのある雰囲気です。お店の入り口は表の階段を上がった2階にあり、テラス席やテーブル席があります。また、ラ・ソフィッタは2階建てなので、店内の階段を下ると1階には調理場とテーブル席があります。お店の席数はかなり多いため、いつ行っても座ることが出来る安心感があります。
このお店の売りは、ピザとワイン。
ピザについては、ミラノピザと呼ばれる薄焼きの生地が特徴。一枚あたりに含まれる生地の分量が少ないので、パリパリサクサクとした食感で、例えるならばクラッカー的な食感。小麦の風味もあり、お腹にもたまらないので、ピザをアテにお酒を飲むのが非常におすすめ。
ワインについては直接ワインを輸入しているため、価格に比べてワインのクオリティが高いことが特徴。産地や風味など豊富に取り揃えてあり、ウェイターさんに訊くとおすすめのワインを教えてくれます。
ディナーは小皿料理が豊富で、色々な料理をつまみながらお酒を楽しむことができます。
ランチではピザランチが1000円からとお手頃です。ディナー時には大人数だとピザ食べ放題のコースを行っているため、要チェックです。
ピザスライスでは丸いピザという概念を覆し、カット売りを実践しているお店。ピザのほとんどが500円(一番安いもので390円)から注文でき、気軽に立ち寄れるお店です。
店内にはテーブル席、カウンター席、外にはテラス席も用意されており、洋楽のBGMが流れています。 天井もかなり高く、お店の雰囲気はアメリカに来ているかのようです。
取材日は平日の夕方でしたが、お客さんのほとんどは10代~20代の若者たちでレジには行列もできてました。
香辛料やスパイスの効いたサラミ「ペパロニ」がピザの具材として使われています。見た目からしてとってもアメリカン!
ちなみにこのピザ、1ホールが8カットされた1枚なのですが、これがかなりのボリューム。
筆者のiPhoneと比較するとこの大きさの違い。通常のピザの2~3倍くらいは余裕であります。一切れといっても、かなりボリュームがあって食べ応えも十分です。
ピザは厚みのある生地でサクサクした食感!チーズが大量に乗っていてまさにアメリカのピザ。毎日食べると体に悪そうではありつつ、悪魔的な美味しさです。ガブリとかぶりついてコーラを飲むとアメリカに来たような気持ちになります。NYスタイルの大きな1カットピザがサクサクで美味しい!
ボリューム満点なのにピザの価格はリーズナブル。一方でソフトドリンクは500円前後なので、ピザとワンドリンクを注文すると1000円前後の予算を見込むとよさそう。
1人で異なる種類のピザを注文するのもアリです。女性なら1枚でお腹いっぱい、男性によっては人によって2枚食べるとちょうどいいかも。ちなみに、食べきれないって人は持ち帰りすることもできるので安心です。
ピッツァ、雰囲気共にNYスタイルのお店で、ちょっとした旅行気分が味わえるのでおすすめなスポットです。スタイリッシュな店内でアメリカンなピッツァをぜひ味わってみてください。
フィオーレはセンター街にあるフィオーレを紹介します。このお店は2019年の9月にオープンしたお店で、渋谷の中心部にありながらも緑あふれる広い空間で、ゆったりとおいしいピザをいただくことができるイタリアンレストランです。
100席を超える広々とした空間なので、他のお客さんとの距離感も取ることができます。新型コロナウイルスの昨今でも安心して利用できるお店です。
フィオーレはランチ時には人気のサラダ・ピザ・ローストビーフビュッフェ、夜はアラカルト/コースでの料理の提供を行っています。
特にランチのビュッフェでは、新鮮な10種類以上の野菜からお好みのサラダをカスタマイズすることができ、どれも新鮮で食感豊か。キヌアや人参、ブロッコリーなどをトッピングし、胡麻や揚げたオニオンなどを振りかけるなど、食感や風味豊かなサラダを作ることができます。
ピザは注文直後から焼かれ、テーブルに運ばれるので非常にアツアツ。定番のマルゲリータ、クアトロフォルマッジから、トッピングにマヨコーン、プルコギなどをトッピングしたグルメ系のピザなど多種を注文することができます。ピザ生地はモチモチ系で熱いうちに食べるとチーズとトッピングがとろけ、おいしい。
特におすすめしたいのがローストビーフ。低音でじっくりと火入れしたローストビーフは見た目も鮮やかでとても柔らかく、ジューシーな一品です。ぜひ来店の際には注文することをおすすめします。
ディナーはアラカルト、またはコースでの提供。目安お一人様4000円程度で本格的なイタリアンを楽しむことができ、渋谷近くのイタリアンとしては非常の使い勝手のよいお店です。
UeCONA 道玄坂離れ店は渋谷駅から道玄坂方面に歩いていき、一本通りをずれたところにあります。UeCONAは500円ピザで有名なCONAのフランチャイズ店。すべてのピザは500円で提供されています。
UeCONAに来店したのは週末の夜だったこともあり、ほぼ満席。店内は非常ににぎやかで居酒屋としての雰囲気は抜群。非常にアットホームな雰囲気で店長さん含め店員さんも活き活きとして、地元の名店という印象。
料理メニューはほぼ統一して500円と安価。
注文したガーリックシュリンプはボリュームがあり、スパイシーな揚げエビを甘辛いタレに付けて食べるとお酒が進みます。
ピザはCONA系列の特徴である薄生地でバリバリとしています。注文したガーリックしらすのピザは、にんにくの風味がチーズと相性バッチリです。
なお、このお店はシカゴピザも提供していますが通常メニューにはなく、予約が必要とのことでした。シカゴピザは鍋型に作ったピザ生地の器に、ホワイトソースとチーズをたっぷりと詰め込んだ名物ピザです。
全体的に料理のレベルは高く、安価にお酒が進む料理を食べながらワイワイと飲む上では非常におすすめできる店舗です。なお、UeCONAは17:00~午前4:00の夕方から翌朝まで営業するスタイルなので、来店する際には夜に来店するようにしましょう。
メリプリンチペッサ 渋谷店は、円山町にあるおしゃれな空間 x 薪窯ピッツァを楽しめるお店です。最寄り駅は神泉で、渋谷駅から15分ほど歩きます。
店内は壁面にタペストリーが彩られており、非常におしゃれです。やや席間はせまめで椅子が部屋内の端に設置されているソファー席以外、木製なので2時間も座ると疲れてしまうかもしれません。
ランチセット
生地は石窯で薪を使って焼き上げられているので、こんがり焼き目がきれい。他ナポリピザと比べるとモッチモッチとした弾力のある生地が特徴的で、ボリューム感があります。価格に比べ、かなり本格的でおいしいピザです。
上の具はどれも味が濃く、サラミの辛味も相まってとてもビールに合いそうな味でした。 ナポリスタイルなのでフォークで食べるのが粋のよう。
内装は厨房とカウンター・バー席のある1階とテーブル席があるお部屋のような地下。1階はバル風に楽しめますし、ゆっくり大人数でお食事なら地下。地下の動物をモチーフにした絵画も可愛いので女子会とかにもおすすめ。
ランチにはドリンクバーがついており、1階の壁にソフトドリンクがあるのでセルフでいただくことができます。
パスタセットや、欲張りな人向けのパスタ+ピザセットもあるので、ランチの店探しの際にピザかパスタか最後まで決まらなくても大丈夫です。
ディナー時にはピザは500円から提供されるため非常にお得。かなり本格的なピザをお安くいただけるので、おすすめできる店舗です。
「イルリトローボ」は渋谷のセンター街の奥にあり、ボリュームがある料理と値段の安さが特徴的な人気店です。いつも多くの人で賑わっており、さっくり食感でダイナミックな見栄えのする本格的なローマピザを味わうことができます。
イルリトローボでは、ランチ時に1日15食限定の500円ピザランチがあり、非常にお得にランチをいただくことができます。もし500円ピザランチがなくなっていたとしても、ピザランチA(ピザ、スープ、大盛りサラダ 870円)、ピザランチB(ピザ、小サラダ 710円)、レディースピザセット(ピザ、スープ、小サラダ、デザート 820円)と安価にピザランチをいただく事ができるので安心です。
また、ピザランチの他にもパスタランチ、プレートランチがありどれもボリューム満点でお安くいただくことができます。イルリトローボのピザの特徴は気泡が大きく入ったさっくりとしたピザ生地で、食感はクラッカーのような軽さ。
ビスマルク
クアトロフォルマッジ
モッツァレラ・グラナパダーノ・リコッタ・ゴルゴンゾーラが使われた4種類のチーズピッツァです。
ピッツァは紹介した2種類のほか、「マルゲリータ」とシェフ自慢のおまかせピッツァ「カプリチョーザ」の計4種類からお好みのものを選択します。ピッツァの種類によっては持ち帰りも可能。
イルリトローボのランチは量とコスパは最高なのですが、サイドメニューはやや大味な印象があったのが気になりました(特にサラダ、コーンポタージュ)。大盛りサラダは野菜が1種類、ドレッシングがシンプルなので単調ぎみ。コーンポタージュはオーソドックスな印象。
地上9階にあり眺めも良いので、デートで使うのも良さそう。開放的な雰囲気で活気があり、カジュアルなグループで行くとピッタリなお店です。カッチリとした雰囲気を期待すると合わないかもしれませんが、渋谷らしさがあり非常に使い勝手のよいお店です。
LA COCORICO 渋谷は、渋谷の新南口近くにあるピザ・パスタ・ロティサリーチキンを楽しむことができる、大人向けイタリアン居酒屋です。新南口方面はオフィス街も近く、年齢層はやや高め。
イタリアの古民家調のコテージをイメージし、 素材感と温もりある古材を多く用いた懐かしさのある店内は、落ち着きがありシック。天井に張った木の梁や、木製のテーブルや椅子が大人な雰囲気を醸し出しています。
LA COCORICOの売りはなんといってもロティサリーチキン。ハーブや香辛料で味付けした鶏を、ロティサリーオーブンと言われる窯で焼き上げた鶏の丸焼きです。ロティサリーチキンは柔らかく、塩味でシンプルに仕上げられており、いくらでも食べられそう。
石窯で焼き上げられたピザは、大きく膨らんでおりかなりのモチモチ系でお腹にたまるタイプのピザ。フランスパンのような食べごたえがあります。具材は大きく、味わいとしては落ち着いている感じです。一人で一枚食べるのは大変かもしれません。
LA COCORICOの味付けの特徴は全体的に優しい味付けで、万人受けする印象がありました。大人数で集まる機会があれば、みんな満足できるのではないかと思います。
立地としても渋谷駅からほど近く、価格帯も手頃なので非常に使い勝手のよいお店です。
フォトジェニックな名物のシカゴピザが、InstagramなどのSNSでも話題になっているお店です。
「フィッシュ&チップス」 800円
「黒生地のシカゴピザ」 2,800円
シカゴピザは鍋型に生地を焼き上げ、中にホワイトソースやチーズを詰め込んだアメリカ・シカゴ発祥のピザです。特に、UNTITLEDのシカゴピザは竹炭パウダーを練り込んだ黒い生地が特徴的。シカゴピザの注文は予約をしないといけないため要注意です。食べログなどの予約サイトではシカゴピザ付きのコース料理もあるためおすすめ。
ここに来ないと味わえない、フォトジェニックなピザを体験しにぜひ行ってみてくださいね。
渋谷にはチェーン店であるカプリチョーザの原点となった渋谷本店があります。渋谷駅からヒカリエを抜けてまっすぐ進み、オフィス街を抜ける場所に「カプリチョーザ渋谷本店」はあります。
ランチ時に来店したところ、周囲のオフィス街で働く方たちで賑わっていました。
カプリチョーザ 1,780円
カプリチョーザでは、ランチメニューは主にパスタが中心なのでピザと組み合わせできるランチセットはありませんでした。今回注文したピザは、店名と同じカプリチョーザです。1,780円とややお高めです。
焼きたてのピザはとても香ばしく、本場らしいピザをいただくことができました。ピザはボリュームがあるので、女性だと1枚を半分ずつシェアしつつ、追加でサラダを注文するとちょうどよいかもしれません。
渋谷駅の繁華街の反対方向にあるため、ややアクセスが大変な面がありますが、近くを立ち寄った際にはぜひ行っていただきたい店舗です。